Small Lot小ロット生産
小ロットでアパレルOEMを始めるには?30枚から作るための流れと準備
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「オリジナルの服を作りたいけれど、いきなり何百枚も在庫は抱えられない」。ブランドを始めたばかりの方から、いちばん多く聞く悩みです。この記事では、アパレルOEMで小ロット生産をするための考え方と、相談前に準備しておくと話が早く進むことをまとめます。
01なぜ多くのOEM工場は「300枚〜」なのか
OEM会社に問い合わせて、最低ロットの多さに驚いた方も多いはずです。これは意地悪ではなく、服づくりの仕組みに理由があります。
- 生地の最低発注量:生地メーカーに新しく生地を織ってもらう・染めてもらう場合、1反単位や数百メートル単位の発注が必要になります。
- 縫製ラインの効率:工場は同じ型を続けて縫うほど効率が上がります。少ない枚数ではラインの段取り替えの手間が割に合いません。
- 付属の最低発注量:オリジナルのボタン・ファスナー・ネームなども、それぞれ最低ロットがあります。
つまり「小ロットで作れるかどうか」は、工場の規模だけでなく、生地や付属をどう選ぶかで大きく変わります。
02小ロットで作るための4つの工夫
1. 既存の生地から選ぶ
生地をイチから作るのではなく、生地屋や工場がすでに持っている在庫生地・定番生地から選ぶと、必要な分だけ使えます。色や風合いの選択肢は限られますが、はじめの1型には十分な幅があります。
2. 色数・サイズ展開を絞る
同じ枚数でも、3色×4サイズに分けると1色1サイズあたりは数枚になります。最初は色を1〜2色、サイズを2〜3展開に絞り、売れ筋が見えてから広げるのがおすすめです。
3. 付属は汎用品を上手に使う
ボタンやファスナーは既製品でも、色や素材の選び方でブランドらしさは十分に出せます。こだわりたい部分はネームタグや下げ札に集中させると、少ない枚数でも「自分のブランドの服」になります。詳しくは織りネーム・下げ札・洗濯表示の作り方をご覧ください。
4. 予約販売(受注生産)と組み合わせる
サンプルができた段階で予約を受け付け、注文数に合わせて本生産する方法です。在庫リスクを抑えられるうえ、どの色・サイズが求められているかも分かります。
03小ロット生産の基本的な流れ
- 1.ヒアリング:作りたいアイテム、イメージ、時期、おおよその数量を伝えます。
- 2.生地・仕様の提案:イメージに合う生地や縫製仕様を提案してもらい、見積りを確認します。
- 3.サンプル作成:パターン(型紙)を作り、実物のサンプルでシルエットや着心地を確認します。
- 4.修正・確定:気になる点を直し、量産の仕様を確定します。
- 5.本生産・検品:量産し、検品・検針を行います。
- 6.納品:指定の倉庫やご自宅に届きます。
CRAFNOWAでは1型30〜50枚から、サンプルは最短10営業日から対応しています。本生産の期間はアイテム・数量・生地の手配状況で変わるため、販売開始の時期が決まっている場合は、そこから逆算して早めにご相談ください。
04相談前に準備しておくと話が早いこと
- イメージが伝わる画像:Instagramの投稿のスクリーンショットや、手持ちの服の写真で十分です。
- 作りたいアイテムと数量の目安:「パーカーを2色で各30枚くらい」など、ざっくりで大丈夫です。
- 販売したい時期:季節ものは特に、いつまでに必要かが大切です。
- 販売方法:予約販売・EC・ポップアップなど。必要な納品形態(個包装・下げ札付けなど)が変わります。
決まっていない項目があっても問題ありません。「何が決まっていないか」が分かるだけで、提案の精度は上がります。
Summaryまとめ
- 大ロットになる理由は、生地・縫製ライン・付属それぞれの最低発注量にある
- 既存生地を選び、色・サイズを絞り、こだわりはタグに集中させると小ロットでも作りやすい
- 予約販売と組み合わせると在庫リスクをさらに抑えられる
- 画像・数量の目安・時期だけ用意すれば相談は始められる
FAQよくあるご質問
- Q.30枚は1色あたりですか、合計ですか?
- A.アイテムや生地によって変わります。色やサイズの分け方も含めて、作りたいものに合わせてご提案しますので、まずは想定をお聞かせください。
- Q.小ロットだと品質は下がりますか?
- A.枚数と品質は関係ありません。CRAFNOWAでは小ロットでも日系基準で全量検品・検針を行っています。