Pre-order販売・企画
予約販売(受注生産)で服を売る前に決めておくこと
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在庫を抱えずに始められる方法として、予約販売(受注生産)を選ぶブランドが増えています。ただ、届くまでの期間が長くなるぶん、お客さまへの伝え方や、生産との段取りには少しコツがいります。生産を受ける側から見て、始める前に決めておいてほしいことを書きます。
01向いているもの、向いていないもの
予約販売がうまくいきやすいのは、SNSなどでブランドを見てくれている人がすでにいて、「出たら買いたい」と思ってもらえている場合です。発売前から写真を見せて、期待を高めていけるからです。
反対に、季節もののシーズン直前に予約を始めると、届くころにはシーズンが終わりかけている、ということが起こります。冬物を予約で売るなら、予約期間と生産期間を足して、お客さまの手元にいつ届くのかを先に計算しておきます。
02「いつ届くか」をはっきり書く
予約販売でいちばん揉めやすいのは、お届けの時期です。「◯月中旬〜下旬に発送予定」のように、幅をもたせつつ具体的に書いておきます。遅れそうだと分かった時点で、早めに知らせることも大切です。
通信販売では、特定商取引法で商品の引渡し時期を表示することが決められています。また、代金を先に受け取り、商品をすぐには届けない場合(前払式の通信販売)は、注文を受けたかどうかなどを購入者に知らせる決まりもあります。細かな条件は消費者庁の「特定商取引法ガイド」で確認してください。
03生産のスケジュールはこう組む
- 1.サンプルを作り、形と生地を確定する
- 2.サンプルで撮影し、予約ページを用意する
- 3.予約を受け付ける
- 4.予約を締め切り、色・サイズごとの枚数を確定して生産を依頼する
- 5.生産・検品・納品
- 6.お客さまへ発送する
つまずきやすいのは4番です。予約数が決まってから生地を手配すると、そのぶん時間がかかります。生地の在庫状況によっては、予約期間中に生地だけ先に押さえておくこともあります。どこまで先に動けるかは生地や数量で変わるので、予約を始める前に生産先と話しておくと安心です。
04予約が少なかったら、どうするか
生産には最低ロットがあるので、予約数がそれを下回ったときにどうするかを、予約を始める前に決めておきます。よくあるのは次のどれかです。
- 予約数が足りなくても最低ロットで作り、残りは通常販売に回す
- 最低ロットに届かなければ中止して返金する(予約ページに明記しておく)
- 最低ロット分は自分で引き受けると、はじめから決めておく
どれを選ぶにしても、お客さまに対して曖昧にしないことがいちばんです。CRAFNOWAでは1型30〜50枚からご相談いただけるので、予約販売の最初の一型としても始めやすい規模です。色やサイズの分け方もあわせてご相談ください。
05サイズ交換の扱い
受注生産では、サイズ違いの交換に回せる在庫がないことがほとんどです。交換・返品の条件は予約ページに必ず書いておき、サイズ表は実寸で載せておくと、サイズ選びの失敗が減ります。サイズ表の作り方はサイズ展開とサイズスペックの決め方で書いています。